Power Appsで実現した現場DX ― ストッククラウド稼働で“探さない在庫管理”を実現
Stockclowd/ストッククラウド活用事例
システム導入前編-5
🚀ついに「ストッククラウド」が稼働
あれこれと試行錯誤を重ね、
ようやく完成した自作在庫システム――ストッククラウド。
初めて現場で稼働したその日、
結果は驚くほどの大成功でした。
現場の従業員の方々からは、
「ありがとう」「すばらしい」といった声が次々に届き、
長い時間をかけて開発してきた苦労が一瞬で報われた気がしました。
🔍検索画面で「探さない在庫管理」を実現

いままでなかったデジタル化での進化は、検索画面の導入でした。
これにより、探したい製品の棚の位置(ロケーション)と数量を
リアルタイムで一目で検索できるようになりました。
「在庫はあるけど、どこにあるか分からない」
「何枚ものリストの中から目視で目的物を探し、
ロケーションになければ冷凍庫の中でも現物を探す」
――そんな今まで特有の悩みを解消し、
極寒の中での探索時間を大幅に削減。
まさに在庫(=ストック)がクラウド化できた瞬間でした。
これは単なる“作業時間の短縮”ではなく、
作業員の心理的な負担を軽減するという
大きな副次効果をもたらしました。
❄️「探さない」ことがモチベーションを高める
在庫差異が発生すると、
探すという無駄な作業のために大事な時間を奪われて
必然的に従業員のモチベーションも低下する――
そんな現場の空気が以前はありました。
しかし今では、システムで即座にロケーションを表示し、
在庫の有無がすぐに確認できる。
これにより、“探すストレス”がほぼゼロになったのです。
日常的な作業の中で「普通に必要な情報を、普通に得られる」こと――
それが、想像以上の働きやすさと安心感を生みました。
生産性の向上はもちろん、
現場のモチベーションアップという新しい成果も生まれたのです。
💰在庫差異が「うん千万円 → 数万円」へ

そしてもう一つの成果。
長年の課題だった在庫差異金額が、
システム導入後わずか数週間月で劇的に改善しました。
以前は、数千万円単位の差異が毎月発生していたのが、
導入後は数万円レベルにまで圧縮。
もともとの既存システムとの連携により、
正確なデータと現場の動きが一致するようになり、
経営層からも「ここまで改善できたのは見事」と
大きな評価をいただきました。
🌟「現場が喜ぶDX」が本当の成功
ストッククラウド開発の目的は、
単なる効率化やデジタル化ではありませんでした。
“現場が笑顔で使える仕組みをつくる”こと。
その一点を目指して、手探りで始めた挑戦が、
今では冷凍庫という過酷な環境の中でも
確実に成果を出せるDXツールとなりました。
“Power Apps × 現場の知恵”―完
それが、ストッククラウド誕生の核心であり、
アナログ全開の職場からDX化を推進する
大きな一歩となったのです。
(完)
シリーズ「ストッククラウド活用事例 システム導入前編」完結
ここまでお読みいただきありがとうございました
次回シリーズでは、
実際のPower Apps構成・データベース設計・運用画面UIについて解説予定です。
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